暇な理系大学生の備忘録

ちょっとしたことをつらつらと

初心者による初心者のためのLaTeX【超基礎編】

こんにちは

タイトルにもあるようにLaTeX初心者の僕が初心者に向けてその基本的な使い方、

正確にはその書き方を紹介していこうと思います。

 

そもそもLaTeXとはざっくり言うと、(うまく使うと)すごくいい感じにPDFが書けるもの、ですね(たぶん)

いや、Wordでいいじゃないかと言われればそれはそう、ですがWordは決して安いといえるソフトではないですし、windows、一応macで販売されていますがlinux版は販売されていません。対して、TeXは無料でwindowsmaclinuxいずれのOSでも提供されています。また、MS Officeはバージョンが変わるごとにUIがコロコロ変わったり機能もコロコロ変わったりすしますよね。ググって試そうと思った機能が旧verのもので新verでは変わってた...なんてこともあったりなかったり...

 

Wordもおそらくきちんと使い方をマスターしてきちんと使えば綺麗な文書を書くことができるとは思いますが、TeXの方がそこまで勉強せずとも比較的綺麗な文章を書くことができると思います。

特に数式などはかなり整ったものが書けますし、図表の配置、文章の章や節の割り振りなどもWordではびみょーにずれたり思い通りにいきにくかったりなどありますが、TeXではかなり楽に扱うことができます。

あとTeXはかなり歴史が長く、数え切れないのではないかというほどの拡張機能(パッケージ)があります。これも利点と言えるでしょう。また、学会によっては論文用のテンプレートをTeX形式で配布しているところもあります。

 

で、インストール方法ですが、OSや方法、まとまったパッケージでインストールするのか個々インストールするのかなどによってかなり異なってくるので個別に紹介することは避けますが、だいたいTeX Liveインストールしとけばいいと思います。

インストールするとエディター(windowsならTeX Works、macならTeX Shop)が一緒にインストールされるので、それを使えば問題ないかと。

また、インストールするソフト、バージョンなどによってはエディターのタイプセット設定をいじる必要があるかもしれません。

windows(TeX Works)

下記ページに従って設定しました。

TeXworks/設定 - TeX Wiki

mac(TeX Shop)

特に何か設定した記憶はないですが、インストールしたバージョンが現在の最新版とは異なるのでデフォルトの設定が同じかはわからないので「mac 使うエディター名 日本語」とかそんな感じで検索していただければわかると思います。

 

で、インストールおよび設定ができたら以下のコードを書いてコンパイル(タイプセットというボタンかも)をしてみましょう。

 

¥documentclass[a4j]{jsarticle}
¥usepackage[dvipdfmx]{graphicx}
¥title{タイトル}
¥author{筆者A¥thanks{あ大学}¥and 筆者B¥thanks{い大学}}
¥date{2100/4/1}
¥begin{document}
¥maketitle
¥end{document}

1行目は文章を作る際の基本的な宣言と思ってください。

2行目は使用するパッケージ(機能)の呼び出しです。今後、使いたい機能に応じて下に書き足していきます。

3〜5行目はこの文章のタイトル、筆者名、文章の執筆日の宣言になります。これをかかなかったり、¥title{}のようにかけば空白になります。ただ、なにもせずただ空白にすると、白いだけの空間が残るので適当にいじって上に詰めてやる必要があります(また後々の記事で紹介)。author内のthanks{}で注釈をページ下に付けてやることができます。論文とかだとその人の所属機関やemailアドレスがよく書かれてますね。

6〜8行目が本文になります。LaTeXにおいてオブジェクトは基本的に¥begin{hoge}ではじまり¥end{hoge}で終わる塊であることを覚えておいてください。文章中に¥begin~が12個あるのに¥end~が10個しかないなんてことはまずありません。大抵コンパイル時にエラーをはきます。

でこの本文(document)内に書かれたものが実際にコンパイルすると文章として出力されます。

¥maketitleは3〜5行目で宣言したタイトル、筆者名、執筆日が出力されます。この3つを一切表示しない場合は¥maketitle自体書かなければOKです。この場合のみ空白は作られずページ一番上からこれ以後の文章がスタートします。

 

きちんとインストールと設定が行われていれば以下のようなpdfが出力されるはずです。

f:id:hima_b:20180417215951p:plain

 

今後、不定期にはなりますが思い出した時にでも

章節等の分け方、目次や参考文献の出力、読み込んだ図の出力、表の出力、数式の基本的な書き方、行列、ベクトル等の書き方、などレポートを書く際に最低限必要な機能に絞って説明していきたいと思います。